乳がんは増えている
日本における女性の乳がん罹患率は欧米にくらべると比較的少ないとされてきました。ところが最近、日本でも乳癌の罹患率が年々増加しており、国立がん研究センターがん対策情報センター2010年の調べによると、12人に1人の女性が生涯のうちに乳がんと診断されています。(※1)
注目すべきは他のがんと比べ比較的若い世代から注意が必要な点で、罹患割合においては(※2)、30代から増加、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎えます。そのため当院では20歳以上の方には乳がん検診をお勧めします。ただし受ければよいというものではありません。適切な検査の選び方、乳がんのリスクが高い方の特徴などを紹介します。気になる症状がある場合はもちろん、特にお母様やおばさまなど、血縁に乳がんを罹患された方がいらっしゃる場合も20代から定期的に乳がん検診を受けて頂くことを強くお勧めします。乳がんは、発症件数は多いものの、早期に発見さえできればとても高い確率で命を救うことができる病気でもあるのです。不安を抱えながらそのままにするよりも、一度きちんと検査を受けて頂くことが、安心への近道といえます。
資料:国立がん研究センターがん対策情報センター
作図:医療法人社団イーク丸の内・表参道
※1※2:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」
今や乳がんは女性のかかる癌のトップになりました。やはり早期発見・早期治療が必要になってきました。
資料:国立がん研究センターがん対策情報センター
作図:医療法人社団イーク丸の内・表参道
(部位別年齢調整罹患率:国立がんセンターがん対策情報センターホームページより)
資料:厚生労働省
乳がん死亡率については、20歳代後半から上昇し、60歳代でピークを迎えます。
その後若干の減少はありますが、80歳代で再び上昇します。
イーク丸の内・表参道では、特別な理由がない限り35歳未満の方には超音波検査を推奨します。35歳以上の方にはマンモグラフィ検査と超音波検査の併用をお勧めします。
乳房にはどのような役割があるのか、その中でどこに乳がんが発生するのかを説明します。
乳がんのリスクが高い方の特徴をご紹介します。ご心配な点がありましたら、医師・スタッフにお気軽にご相談ください。
まずは年1回の定期的な乳がん検診が必要ですが、やはり乳がんをいち早く発見するためには、自己検診により乳房にあらわれるちょっとした変化に気が付くきっかけを作ることが大切です。
乳がんは他の癌と同じく、早期発見がとても大切な病気です。早期発見により治癒の可能性が高まる、治療の選択肢が広がることに加え、治療後の生活の質によい影響があります。
ピンクリボンとは、アメリカで生まれた乳がんの早期発見を願うシンボルマークです。
乳がん検査には、代表的な検査としてマンモグラフィ検査と乳腺超音波(エコー)検査があります。それぞれの特徴と選び方をご紹介します。
ここ数年、日本での乳がん検診の受診率は向上していますが、欧米と比較するとまだ高いとは言えない状況です。
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