検査結果報告書の見方
内科 - 身体計測・眼科・聴力
検査結果報告書に記載されている検査項目について、結果の見方や考え方を分かりやすく解説します。
身体計測
BMI(肥満係数)は、肥満度の指標となります。 22が標準体重に相当し、25以上が肥満です。
計算式: BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
また、肥満度(%)とは以下の式で算出しています。
計算式: (体重 ÷ 標準体重 - 1) × 100 = 肥満度(%)
±10%を基準として、10%以上を肥満、-10%以下をやせとしています。
BMIが25以上になると、日本人では生活習慣病にかかりやすく、大腸がんや乳がん(閉経後)などのリスクが高くなると指摘されています。
また、18.5未満のやせすぎの場合も、栄養不良が疑われ注意が必要です。
眼圧
眼球内は房水という液体により圧力が保たれており、眼圧検査ではこの圧力を測定します。
眼圧が高いと緑内障が疑われます。
眼底
眼球の奥にある網膜や血管を撮影して、眼底出血や視神経の変化、高血圧や糖尿病による動脈硬化の状態を調べます。
Keith-Wagener分類とScheie分類(HとS)は、高血圧によって起こる眼底の変化を0〜IVに分類した物です。
ともに0が正常で、数字の大きい方が重い所見です。
Scheie分類では、高血圧性変化(H)と動脈硬化性変化(S)のそれぞれを評価しています。
失明の原因の1位は緑内障、2位は糖尿病性網膜症、それに続いて最近は加齢黄斑変性が増えています。
これらの病気を疑う兆候である視神経乳頭陥凹拡大や黄斑部の変性、網膜の出血や白斑などがみられたら眼科での精密検査が必要です。
聴力
難聴の有無が分かります。高音域の聴力は加齢と共に低下しやすくなります。
1000Hzの音は日常会話の音域です。
4000Hzの音域では聴力が低下しても普段は気づきにくいのですが、加齢と共に低下するほか、騒音の影響も受けます。