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- A.はい。イークは女性専用のクリニックのため、医師、受付スタッフ、看護師はもちろん、待合室の受診者様も全員女性です。
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Q. 健康診断で大腸がん検査(便潜血検査)の結果が陽性でした。再検査は急いだ方がよいでしょうか?
- A.便潜血検査の結果、陽性反応のある方は9%と比較的多いですが、そのうち、再検査をして大腸がん等重篤な病気が見つかる方は決して多くはありません。
しかしながら、病気は早期発見が大切ですので、便潜血検査で陽性との判定がされましたら、速やかに検査を受診頂くことをお勧めいたします。
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Q. 大腸内視鏡検査の受診までの流れを教えてください。
- A.大腸内視鏡検査を実施する前に、まずイーク表参道の内科を一度受診頂きます。
その際に検査の流れや受診までの注意事項などをお伝えし、その後、2回目の受診の際に検査を実施します。
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Q. 大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)は苦しいですか?
- A.検査の際には大腸に空気を挿入するために、腹部の張った感じや痛みを伴うことがあります。
また、スコープを挿入して検査を進める際に、疼痛などの苦痛を感じてしまうことがあります。
イークでは、女性医師による痛みに配慮した検査を行っています。
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Q. 子宮頸がん検査の結果、「再検査」「精密検査」の指示がありました。どうしたらいいですか?
- A.Aイーク表参道の婦人科外来にて精密検査が可能です。子宮頸がん検査でみつかる異常のほとんどは「がん」の前段階(前がん病変)です。ご不安もおありかと思いますが必要以上に怖がらず、まずはお電話にてご予約ください。
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Q. 不正出血があって心配です。どの検査を受けたらいいですか?
- A.経腟超音波検査、婦人科の内診、子宮頸がん検査、場合によって、子宮体がん検査と採血によるホルモン検査です。原因のひとつであり、最も怖いものが「子宮頸がん」による出血です。まずはその可能性を否定するために「がん検査」が必要です。
また、子宮頸管部にポリープがあることによる不正出血も考えられます。その他、子宮・卵巣の異常もチェックしておく必要があります。また、ホルモンバランスの乱れ、排卵期による排卵時出血など、不正出血と言っても原因はさまざまです。
まずは命にかかわる疾患である「がん」の可能性を否定できるかどうかが大切と考えられますので、お早めに婦人科にてご相談ください。
※当院で子宮がん検診を終えられた方は「婦人科外来(保険診療)」でのご予約を承ります。
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- A.卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)は、卵巣に液体成分が溜まり腫れている状態です。 卵巣は正常な場合で2~3cmほどの大きさです。それが7~8cm大にまで腫れても痛みはなく自覚できることはほとんどありません。検査以外に発見の機会がないため『沈黙の臓器』と言われています。ただし腫れた卵巣が根もとからねじれ(茎捻転)をおこすと、急な激痛や吐き気などの激しい症状がでます。
そのため、経腟超音波検査をきっかけに卵巣嚢腫が確認された場合、イーク丸の内・表参道では、嚢腫が小さいうちは婦人科外来で経過を観察(※)し6cm大になったら手術を視野に当院の提携医療機関やご希望の医療機関での診療をお勧めします。
卵巣嚢腫は若い方でも多く発症することがある病気ですが、自覚症状を伴わないことが多いため、症状が無くても1年に1回の婦人科超音波検査がお勧めです。
※婦人科外来での経過観察について
通常、卵巣は排卵の時期になると腫れる傾向があります。腫れ具合によっては、卵巣の異常による腫れなのか、排卵期による腫れなのかを区別する必要があります。そのため、卵巣嚢腫の経過観察でお越し頂く方には、月経の終わりかけの時期(目安:月経開始日から4日目以降10日目以内)にご来院頂くことをお勧めします。経血が残っていても影響ありません。
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Q. 子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)が見つかったらどんな治療をしますか?
- A.治療にあたってはどれくらいの大きさでどの場所にあるときは手術…などの明確なガイドラインがありません。そのため今後ご妊娠の希望があるか、貧血などの症状があるか、閉経が近いかどうかなどを伺い、症状だけでなくライフプランにあわせ医師とご本人様で治療方針を決めていくこととなります。
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- A.子宮にできる良性の腫瘍(しゅよう)です。厚生労働省の調査(2011年)によると、30~40代の日本人女性の4人に1人が筋腫をもっているといわれています。
一般的に子宮筋腫は症状を自覚しにくいといわれ、ご自身では気づかないまま大きくなっていることがしばしばあります。また、位置によっては不妊や流産のリスクが高まったり、月経の出血量が異常に多くなりひどい貧血症状を起こすこともあるため、良性の疾患とはいえ経過観察が必要です。
毎年の職場や自治体の子宮頸がん検診などで婦人科にかかる時は可能であれば「経腟超音波検査」も同時に受診いただき、早期発見、経過観察の機会を作ってい頂くことをお勧めします。
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- A.当院では、将来的にご妊娠・ご出産を希望される方にお勧めする検査を「ブライダルチェック」としています(ご妊娠が可能かどうかの検査ではありません)。不妊の原因となりうる病気、早産や流産のリスクを高める病気、母子感染や母乳からの感染リスクがある病気、妊娠中に感染すると胎児の発育に影響を及ぼす病気を、ご妊娠よりも前にチェックします。これにより万が一感染していた場合も、ご妊娠を望まれる時期より前に治療・対処できる可能性が高くなります。
当院では不妊治療・検査はおこなっておりません。不妊については専門の医療機関を受診されることをお勧めします。
専門外来に行くほどではないけれどなんとなく気になるという方や将来ご妊娠・ご出産を望まれる方には、第1歩として基礎体温表を最低でも1~2ヶ月つけて頂くことをお勧めします。それだけで通常は排卵の有無を確認することができます。
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Q. 生理痛がひどく、病気ではないかと心配です。どの検査を受ければいいですか?
- A.まずは経腟超音波検査をお勧めします。
当院に通院されている方でも生理痛に悩まされている方は多くいらっしゃいます。 重い生理痛の原因の可能性として、子宮内膜症、子宮筋腫などがあげられます。まずは生理痛の原因が、上述の病気によるものなのか、そうでないのかを判断することが重要です。そのための検査として経腟超音波検査が有効です。「生理痛だから仕方ない」と我慢せずにきちんと検査を受け、婦人科医師とご相談いただいてはいかがでしょうか。
「経腟超音波検査」は当院の「レディースドック」や「婦人科検診」「子宮がん・卵巣がん検査」の標準項目として受けて頂けます。
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Q. HPVってなんですか? 何歳から受ければいいですか?
- A.HPV(ヒトパピローマウイルス)とは性交渉により感染する子宮頸がんの原因ウィルスです。年齢に関係なく、1度でも性交経験がある方が対象となります。
HPVは性交渉の経験がある方であれば、一生のうちに1度は感染すると言われるほど身近に存在するウィルスです。感染しても自覚症状はなく、そのほとんどは感染に気付かないまま自然に体外に排除されます。
しかし、中には体外へ排除されず感染が長期化することがあります。すると、時間をかけて細胞が「がん化」し子宮頸がんとなるリスクが高まります。
子宮頸がん検査では、子宮の入口(頸部)の細胞を小さなブラシ状の器具でこすりとり、その細胞の中に悪性のものがないかを調べます。細胞の形を見る検査であり、ウィルスがいるかどうかはわかりません。HPV検査を併せて受けて頂くことで、子宮頸がんをより早期に発見できる可能性が高くなります。
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- A.子宮頸がん検査は、妊婦健診の必須項目です。お勤め先の健康診断の項目の一部として当院で受けて頂くこともできますが、基本的にはかかりつけの産婦人科での受診をお勧めします。乳がん検査や人間ドックにおいては、エックス線を使う検査と内視鏡検査以外は受診頂けます。
※オプション検査の中には実施できない項目もございます。ご妊娠がお分かりになった時点でまずはお電話頂けますようご協力をお願いいたします。
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Q. 婦人科検査の後に出血があった場合、どのくらいで止まりますか?
- A.個人差がありますが、子宮頸がん検査は2~3日、子宮体がん検査は1週間近く続くことがあります。傷が治るまでの時間に個人差があるのと同じです。
ただし、帰宅後38度以上の高熱がある場合や、生理用ナプキンを2時間おきに換えないといけないような大量の出血がある場合は、すぐに医療機関へおかかりください。生理の最後のような少量の出血が続く程度でしたら心配いりません。
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- A.ご自身の体調に無理がなければ(激しい生理痛やめまいなどがないか)、以下をご参考ください。
月経期間中は適さない検査
子宮体部細胞診検査、ハイリスクHPV検査、婦人科腫瘍マーカーセット(血液検査)、カンジダ・トリコモナス感染検査、STD検査、ブライダルチェック。
イークでは、月経中も婦人科の子宮頸がん検査や経腟超音波検査を行っています。子宮体がん検査を含む一部のオプション検査は出血量により婦人科医の判断が必要な場合もあります。追加の検査を希望される方には、出血が多い日を避けてご来院ください。(乳がん検査には影響ありませんが、一部の方にはマンモグラフィで痛みを強く感じられるかもしれません。)
※生理中は細胞がきちんととれないことがある、という声について
子宮頸がん検査についてイークは、「不正標本」による再検査を減らすため、LBC法の採用を開始いたしました。再検査を減らすことでみなさまのお体への負担、精神的なご不安を軽くすることを目指します。
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Q. 婦人科検診は痛いですか? 婦人科が初めてでとても不安です。
- A.一般的には「違和感」があります。しかし、ご出産や性交渉の経験がない方の中に、検査時の違和感を痛みとして感じられる方がいらっしゃることもたしかです。
痛みの感じ方には個人差がありますが「子宮頸がん検査(頸部細胞診)」と「経腟超音波検査」は痛みが少ないことがほとんどです。子宮頸がん検査の最初に腟を広げる器具を挿入します。この時、性交渉経験や出産経験の有無によっては、痛みを感じられる方もいらっしゃいます。経腟超音波検査では、親指大の超音波プローブを挿入しますが、こちらについては痛みが少ない、あるいはまったくないことがほとんどです。
ただし、オプション検査の「子宮体がん検査(体部細胞診)」は、痛みを感じられる方が多いです。奥の方(体部)の細胞を採取するため多くの場合、痛みと出血を伴います。
いずれの検査も、リラックスして体の力を抜くことが痛みを軽減する1番のポイントです。初めての検査でご不安な方や、以前受けられた検査の際に痛みが強かった方は、検査前に医師・看護師に遠慮なくお知らせください(問診票の空きスペースに記載いただいてもかまいません)。少しでも不快感や緊張を軽くし、安心して受診していただけるよう、体の位置や方法をご説明します。
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Q. 子宮体がん検査は何歳くらいから受けた方がいいですか?
- A.子宮体がん検査は、おおむね閉経前後の方にお勧めします。子宮頸がん検査と異なり子宮体がん検査には痛みを伴うため、生理が順調にきているご年齢で不正出血のない方には子宮体がん検査が必ずしも必要とは言えません。
ただし、不正出血のある方や経腟超音波の所見によっては、年齢を問わず検査が必要と判断されるケースがあります。子宮体がん検査を受けるべきかどうかお悩みの方は子宮頸がん検査の際に婦人科医にご相談ください。
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Q. 子宮がん検査(子宮頸部細胞診)」を受けるのですが、「経腟超音波検査(エコー)」も必要ですか?
- A.はい。それぞれの検査にそれぞれ異なる目的があります。「子宮頸がん検査(子宮頸部細胞診)」は、子宮の入口のがんの発見を目的としています。
「経腟超音波検査」は、子宮全体や卵巣の様子、大きさなどをみる検査です。子宮筋腫や卵巣がんなどの発見が目的です。妊娠がわかることもあります。
検査の名称 |
検査の方法 |
検査の目的 |
子宮頸がん検査
(子宮頸部細胞診検査) |
子宮の入口の細胞をブラシ状の小さな器具でこすります。細胞の中に異常な細胞がないかどうかを調べます。 |
子宮の入口にできる子宮頸がんの発見。子宮頸がんは、性交渉の経験がある方であれば年齢に関係なく発症のリスクがあります。 |
経腟超音波検査 |
親指大の超音波の機器を挿入し映し出される、子宮全体や卵巣を観察します。 |
子宮や卵巣の画像から、卵巣嚢腫(のうしゅ)、子宮筋腫、子宮内膜症の発見。 |
子宮体がん検査
(子宮体部細胞診検査) |
子宮の奥(体部)の細胞をこすりとります。生理痛のような鈍痛と、2~3日間ほど少量の出血を伴うことが多いです。 |
子宮の奥にできる子宮体がんの発見。子宮体がんは、閉経前後から発症リスクが高まります。 |
-
Q. 子宮がん検査、子宮頸がん検査、子宮体がん検査は、すべて同じですか?
- A.一般的に「子宮がん」と言われるのは「子宮頸がん」のことです。子宮の入口にできるがんで、原因は性行為によるHPV(ヒトパピローマウィルス)感染です。
「子宮体がん」は、子宮の体部(奥)にできるがんです。原因は女性ホルモンの影響と考えられています。
この二つは病気としても、調べる検査も全く別ものです。
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Q. 性交渉未経験でも子宮がん検診は必要ですか?子宮頸がん検診を受けるか迷っています。
- A.子宮頸がんは性交渉により感染する可能性のあるヒトパピローマウイルス(HPV)が原因と言われています。
そのため、性交渉未経験の方は子宮頸がんになる可能性はほぼないと言えます。しかし子宮の筋腫や内膜症、卵巣の病気、子宮体がんなどの病気は、性交渉の経験の有無によらずリスクがあります。
症状がなくても1年に1回の婦人科で行う超音波検査はお勧めします。
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Q. なにも症状がなくても、子宮がん検診や卵巣がん検診は必要ですか?
- A.はい。症状がない方にも年1回の受診をお勧めします。
子宮がんも卵巣がんも発症初期には自覚症状がないことが多いです。しかし定期的な検査で早期発見が可能です。また卵巣がん検査として行う「経腟超音波検査」は子宮筋腫や一部の内膜症を発見するきっかけともなります。
検診の結果に問題がなかった場合も、その後に異常や違和感を自覚されたときはお気軽に婦人科外来へご相談ください。
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- A.
避妊に失敗した性交渉後、緊急的に内服する避妊薬です。当院で処方する「ノルレボ錠」は、性交渉後72時間以内の内服により、80%程度の確率で妊娠を回避します。
費用は、自費で14,000円(+税)です。健康保険の適用はありません。初診、再診を問わず可能な限り当日の予約も承りますので、まずはお早めにお電話ください。
※電話でのご予約の際は、必ず一番はじめに「婦人科でアフターピルを希望します」とお申し出ください。
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Q. 旅行にいくので生理の予定をずらしたいです。いつまでに受診すればいいですか?
- A.ご旅行の予定がお決まりであればお早めにお越しください。移動させたい月経の直前(1回前)の月経中のご来院が理想的です。日程にそこまでの余裕がない場合もまずはお電話にてご相談ください。
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- A.正確には、婦人科領域(卵巣、子宮など女性生殖器)の疾患の検査です。最近では、そこに乳腺科の検査(乳がん検診)を含めた女性特有の病気全般の検診を指すことが多いようです。
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Q. 乳頭から赤色・茶褐色・黄色などや血液を伴った分泌がありとても心配です。
- A.乳頭から血液を伴った分泌液が出る原因には乳管の中に腫瘍ができたためということもあります。
その場合には腫瘍からの出血が乳頭の乳管の口を通って出てくるのです。その原因をつきとめるには通常のマンモグラフィ(乳房専用X線装置)やエコー検査の他に乳管造影、乳管内視鏡、MRIなどの画像検査や細胞、組織検査などを行います。病変が極めて小さいことが多いのと良性と悪性の鑑別が困難でこれだけの検査を行っています。
さらに、良性であれば内視鏡で摘出し治療することも可能です。とくに乳管造影と内視鏡は行っておきたい検査ですね。乳管内の病変は、もし、癌であっても極めて早期の状態で生命には係わりません。また、良性であれば乳管内乳頭腫と言って、外科的に切除するよりも経過を観察したほうがよいでしょう。乳管内乳頭腫ならば、乳管内視鏡で観察しながら取り除くことができます。
成功すれば、手術の傷はつかず、分泌も止まります。もし、万が一でも乳管内の癌であれば、理論上は転移(他の臓器への)の危険は少ないと思います。
乳管内病変は診断が難しいので、かならず乳腺専門の施設で検査を受けてください。
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Q. 乳頭(乳首)から白い分泌や透明な分泌が出ます。
- A.診察してみないと分かりませんが、乳頭から白色の分泌液があっても癌と関連することは少ないです。
妊娠や授乳に関係ない時期に白色のミルク様の分泌がたくさん出る場合は、薬剤の副作用やホルモンの影響などが考えられます。量的にわずかであれば、正常な人でも分泌はみられます。乳頭からの分泌で心配すべきなのは、血液の混じったときです。
これは、赤かったり黒かったり、茶色だったり、黄色だったり色々です。癌と結びつくことは少ないのですが、腫瘍があって反応性に出ることも経験します。
マンモグラフィと超音波を使って、乳腺に異常がないことを確認することは大変重要なことです。とにかく症状悪化したり変化が現れるようでしたら、乳腺専門の医療機関を受診する事をお勧めします。
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Q. 現在授乳中ですが、しこりのようなものを触ります。
- A.診察していないので、はっきりした事は言えませんが、母乳が出る時期には、乳汁が何らかの原因でうっ滞して乳管の一部が大きく膨らんでしまった、乳瘤という乳汁が溜まったものもあります。
また、元々存在した良性のしこりが乳汁のうっ滞などで乳管の拡張が起こったりして表面から触れ易くなったもの。さらに、元々あった良性のしこり(多くは線維腺腫)が周りの正常乳腺の発達と同じく、ホルモン環境の変化により増大してきたようなもの。他にも色々あり得ると思います。
やはり、マンモグラフィや超音波を使用した乳癌画像検診をお勧めします。心配を抱えるよりも、しっかり検査しましょう。一番安心できる方法だと思います。
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Q. 母が3年前に乳がんにかかり、私も乳がんにかかるのではないかととても心配です。
- A.親、兄弟、子供に2人以上、1人でも閉経前に乳がんにかかられたり、他に卵巣癌の方がいたりという場合は、画像診断(マンモグラフィと超音波)を使った乳がん検診を年に1回は定期的に受けた方がよろしいでしょう。
ご家族に癌の病歴がない方よりも、統計上乳がんにかかる確率が高くなります。乳がん検診といっても、視触診ではなくきちんとマンモグラフィや超音波等の画像で行うものをお勧めします。
20代では、エコー検査だけでも充分だと思われますが、この際、今後も続けることを前提として、元となるマンモグラフィの記録を残しておくことも意義があります。いずれにしろ、乳腺専門医療機関での受診をお勧めします。
30歳代になったら、必ず年1回の乳がん検診を行い始めた方がいいかもしれませんね。
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Q. まだ20歳なのですが、乳房にしこりの様なものがあります。大変気になっています。
- A.診察していないので何とも言えませんが、年齢からしてあまり気にする事はないと思います。実際にしこりがあるとしても線維腺腫などの良性の方が考えられます。腫瘍といっても、厳密には”腫瘍”というものではなく、変化であり様子を見ていてよいものです。
または、嚢胞と言って、液体が溜まった袋のようなものがありますが、これも癌とは全く異なります。または、乳腺症という状態も考えられます。乳腺症の場合は生理前に痛みが強くなり、生理が始まると痛みが和らぐなどの周期性があることが多いので、これも参考にしてください。しかし例外もありますのでやはり一番大事なことはそのしこりが良性であることを証明することです。それには、乳腺専門の施設できちんとマンモグラフィ(乳房専用X線装置)やエコー検査などを行い、きちんと確かめることです。心配を抱えるよりも、しっかり検査しましょう。
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Q. 乳房に痛みや張り感があります。特に生理前に痛みが増します。
- A.痛みや張り感があるというのは、乳腺外来で多い訴えです。
診察してみないとなんともいえませんが、乳がんの単独の症状として、痛みが密接に関わることは少なく、むしろ良性変化である乳腺症などのことが多いのです。この他には乳腺の炎症も考えられますが、この場合は、皮膚に赤みや熱感が見られる事などが目安になります。乳腺症の場合は生理前に強くなり、生理が始まると痛みが和らぐなどの周期性があることが特徴的です。しかし、痛いという症状だけで当院を受診されて乳がんが発見された方も少なくはありませんのでしっかり検査をしていく事が大事です。そのことの証明のために、マンモグラフィ(乳房専用レントゲン検査)やエコー検査などで確認することが必要です。
乳腺専門医のいる施設で、マンモグラフィ(乳房専用X線装置)やエコー検査までは受けておかれることをお勧めします。
-
Q. 乳がんの初期症状なのか、しこりがあります。とても心配です。
- A.一般に「しこり」と呼んでいるものを私たちは、「腫瘤」と「硬結」に分けて表現しています。「腫瘤」は指で触ったときにしこりの形がハッキリとわかるもの、「硬結」は周囲とは何か違って触れるがどこからどこまでとハッキリとはわからないものとお考えになって差支えありません。乳がんはどちらの触れ方もいたしますし、柔らかいものから硬いものまで様々です。したがって、指で触っただけで乳がんであるとかないとかの判断はよほど特徴的なものでないかぎりできません。また、痛いがんもあれば痛くないがんもあります。
乳がんは自覚症状が無いというのは迷信です。90%近くの乳がんの患者様に自覚症状があります。乳房にできるしこりの殆どは良性のものです。そのことの証明のために、マンモグラフィ(乳房専用レントゲン検査)やエコー検査などをします。さらに検査が必要であれば、MRI検査を行い、細い針を刺してしこりのごく一部を採取して顕微鏡で調べることもあります。この場合も、多くは良性です。また、万が一乳癌であったとしても、腫瘤径が2cm大までの大きさであれば、きちんと治療すれば90%近くは治ります。
乳腺疾患の一般的な画像診断方法は、マンモグラフィ(乳房専用X線装置)とエコー検査です。画像診断で私達が注意する主な乳癌の兆候は、腫瘤像(しこり)と微細石灰化像(1mmの十分の一以下の大きさのカルシウムのかたまりでマンモグラフィでは白い粒々に見えます)です。エコー検査は、触診では決して発見できないような5mmの大きさの腫瘤像(しこり)でも発見可能であり、一方淡いごく初期の石灰化像はマンモグラフィでしか見えないものが多いので、各々の特徴を考慮して両方を併用した検査が最も理想的です。
乳腺専門医のいる施設で、マンモグラフィ(乳房専用X線装置)やエコー検査までは受けておかれることをお勧めします。
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Q. マンモグラフィ検査をした結果、切開生検が必要ですといわれたのですが、良性だと傷も残ってしまうのでとても心配です。切開生検をしたほうがよいのでしょうか?
- A.最近では、いきなり生検をせずに、針を刺して行う、細胞診や組織診(針生検)を行います。これは、外科的に切除する前に、針で確認する方法です。良性であれば、基本的には切除する必要がない(傷をつける必要がない)ので、過大な浸襲を避けるためです。
最近は、米国同様、針生検といって組織診を行うことが多くなっています。針生検も基本的にはどちらを行ったとしても、その方法はやはり乳腺専門医の方が心得ていると思います。まずはきちんと腫瘤に刺すことができるか、充分量の検体が取れるか、さらにきちんとした標本を提供できるかなど結構慣れを必要とすることが多いのです。また、取れた検体をきちんと診断できる病理医師、細胞検査士がいるかも大切です。
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Q. 検診センターで異常ありと診断され、精密検査が必要と言われたのですが、精密検査にはどのような検査があるのですか?とても心配です。
- A.乳腺疾患の一般的な画像診断方法は、マンモグラフィ(乳房専用X線装置)とエコー検査です。画像診断で私達が注意する主な乳癌の兆候は、腫瘤像(しこり)と微細石灰化像(1mmの十分の一以下の大きさのカルシウムからできた白い粒々)です。
エコー検査は、触診では決して発見できないような5mmの大きさの腫瘤像(しこり)でも発見可能であり、一方淡いごく初期の石灰化像はマンモグラフィでしか映らいものが多いので、各々の特徴を考慮して両方でチェックするのが最も理想的です。
さらに精密検査としては、針を刺して行う、細胞診や組織診(針生検)があります。針を刺してしこりのごく一部を採取し顕微鏡で調べます。外科的に切除する前に、針で確認する方法です。
良性であれば、基本的には切除する必要(傷をつける必要がない)がないので、過大な浸襲を避けるためです。基本的にはどちらを行ったとしても、まずはきちんと腫瘤に刺すことができるか、充分量の検体が取れるか、さらにきちんとした標本を提供できるかなど結構慣れを必要とすることが多いのです。
まずは、最初の段階として、きちんと目的の病変から検体を採ってくることで、そのために私たちは必ず画像を見ながら行います。多くはエコー検査で針の先がその部分に命中していることを確認するのです。
また、病理組織を判定する医師の力も必要です。専門の病理の先生の診断が重要なのです。安心するには、しこりが良性であることを確認することだと思います。その後は、安心して経過をゆったり診ていけばいいのですから。
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- A.イークのレディースドックは、乳がん検診、子宮がん検診を含め、医師、検査スタッフ、看護師とも女性です。
乳腺科カウンセリング(画像診断・結果説明)や乳腺科外来の2次精密検査は、男性の専門医も担当いたします。ご予約の際にご確認ください
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- A.はい。全科・全コースとも、事前にご予約が必要です。
お急ぎのご相談もまずはお電話にてお問合せ頂けますようご協力ください。
、空きがある限りは当日もご予約を承ります。
尚、ご予約後のキャンセルは他のみなさまのためにもお早めにご連絡ください。
各施設共通 人間ドック / 婦人科検診 ご予約専用番号
0120-190-828
電話受付時間(日曜・祝日除く)
平日 9:30~17:30 / 土曜日 9:30~12:45
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- 個人情報(ご指名、生年月日、お電話番号、ご住所など)
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- A.1年先のご予約(ネット予約は最大6ヶ月)まで承ります。お勤め先や健康保険組合様の指定ドックなど、コースによっては年度末までのご予約となります。
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- A.定員に空きがある限り承ります。
直前のキャンセル情報についてはイークのFacebookページにて告知しております。
緊急避妊薬の処方なども、まずはお電話にてお問い合わせください。
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Q. レディースドック・検診の結果、再検査の指示がありました。どうすればいいですか?
- A.「アフターフォロー」のページでご確認ください。
イーク丸の内、イーク表参道で再検査ができるケースもありますのでご不明な点はお電話にてご相談ください。
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Q. レディースドック・検診の結果報告書はどのくらいで届きますか?
- A.通常は、約2~3週間に発送いたします。
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- A.ドック・検診の休診は、土曜日の午後、日曜日、祝日です。
外来診療の休診は、土曜日、日曜日、祝日です。
年末年始などの特別休業は、ニュースでお知らせします。
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