検査結果報告書の見方
内科 - 動脈硬化(血圧脈波・LOX-index・頸動脈超音波)
検査結果報告書に記載されている検査項目について、結果の見方や考え方を分かりやすく解説します。
動脈硬化の危険因子として、高血圧や高血糖、LDL値や中性脂肪値が高いあるいはHDL値が低い、
尿酸値が高い、喫煙、肥満、運動不足、閉経後などが挙げられます。
危険因子に当てはまる方は
危険因子に当てはまる場合は、以下3つの視点でできることから始めてみましょう。
- 禁煙
- カロリーのとりすぎ(食事や飲酒、おやつ)がないか見直しましょう
- ちょっと息が切れる程度の小走りや家事、すきま時間を利用してストレッチやスクワット(1日に2~3回、5分ずつでも)を習慣にしましょう
血圧脈波(ABI+baPWV)
足関節血圧を測定し、上腕の血圧との比(ABI)を検査します。閉塞性動脈硬化症の診断に有用です。
また、脈波伝播速度(baPWV)は動脈硬化進展の指標のひとつとして有用です。
LOX-index
血液中の変性LDLとsLOX-1から算出する指標で、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価します。
血管内皮に障害が起こるとsLOX-1が上昇するため、動脈硬化の初期状態を反映しやすいとされます。
頸動脈超音波
頸動脈(脳に血液を送る血管)に超音波を当て、動脈硬化や閉塞、狭窄が無いかを調べます。
動脈硬化が進むと狭心症や脳卒中の原因になります。
動脈硬化進行予防のために生活習慣病の改善、適正体重維持、禁煙、飲酒のコントロールが必要です。
頸動脈に閉塞や狭窄が疑われる場合には脳神経外科などを受診してください。