検査について

LOX-index®(ロックス・インデックス)検査って何?

2026.02.13最終更新

話し手
イーク丸の内
院長/内科医 野口 由紀子

聞き慣れない言葉だと思いますが、「LOX-index」は、脳梗塞や心筋梗塞などの発症リスクを測定する指標です。ここでは「LOX-index」の検査内容や、どのような方におすすめかなど、基本的な情報について解説します。

どんな検査?

LOX-indexとは、血管内皮障害を引き起こす原因物質の値で、血液中のLOX-1と変性LDL(さびついた悪玉コレステロール)の測定値を掛け算したものです。LOX-index検査では、血液検査によって動脈硬化が原因の疾患(脳梗塞・心筋梗塞)の発症リスクを測定します。 

検査でわかることは?

動脈硬化の初期状態を検知し、将来の心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクを判定します。


動脈硬化とは、老化とともに血管の弾力性が失われて硬くなったり、日頃の生活習慣の影響で血管の内側に血栓やコレステロールがこびりついて、血液の流れが 悪くなった状態です。
動脈硬化が進行すると心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。動脈硬化は自覚症状がなく進行し、一旦、心筋梗塞や脳梗塞を発症するとその死亡率は高く、後遺症も残ります。
しかし、動脈硬化は生活習慣を改善することで進行をおさえることもできます。LOX-index検査の結果、脳梗塞・心筋梗塞のリスクが高いことが分かった方は、リスク回避を目指しより早い段階から予防対策をはじめられます。

どんな人におすすめ?

動脈硬化は自覚症状がないまま進行し、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞として発症することがあります。
LOX-indexは、動脈硬化の原因に関わる物質(酸化変性LDL[LAB]とLOX-1)を測定し、将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを評価する血液検査です。
これらの指標が高い場合、将来10年以内の脳梗塞発症リスクが約3倍、心血管疾患発症リスクが約2倍となることが報告されています。
特に、生活習慣や加齢、女性ホルモン(エストロゲン)の低下などにより、動脈硬化リスクが高まりやすい方におすすめの検査です。
以下に該当する方には、年1回のレディースドックや健康診断とあわせての検査をおすすめします。

  • 40歳以上の方、特に閉経後の方
  • ご家族に脳梗塞・心筋梗塞の既往がある方
  • 高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病をお持ちの方
  • 喫煙習慣がある方
  • 肥満傾向の方
  • コレステロール値が気になる方

ご注意ください

妊娠中の方、出産後半年以内の方、感染症や炎症性の疾患にかかっている方は、検査をお控えください。
本来よりも高い数値が出る可能性があります。

検査を受けるには?

LOX-index検査は、オプション検査として人間ドック・婦人科検診に追加することができます。

話し手
イーク丸の内
院長/内科医 野口 由紀子